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災害時に蓄えのあるガソリンスタンド！自家発電設備付き給油所『住民拠点SS』とは？

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こんばんは、リエコです。

ここ数年、大災害を被っている我が国日本なだけに、国民の災害時に対する知識や対応が備え付けられてきたと感じます。

しかしながら、いつ起こるか予測できないのが地震災害ですね。

大地震のたびには、ガソリンスタンドが大渋滞となり、そんな光景を目の当たりにすると、なぜか不安になってしまう負の連鎖…。

最近でも、台風15・19号に伴う千葉県の停電で休業するガソリンスタンドが多い中、営業しているガソリンスタンドには大行列ができていましたね。

そこで今回は「災害時に蓄えのあるガソリンスタンド！自家発電設備付き給油所『住民拠点SS』とは？」と題しまして、災害時にも蓄えがある自家発電設備付き給油所「住民拠点SS」について追ってみました。

自家発電設備付き給油所「住民拠点SS」とは？

私たちの日常生活に、自動車のガソリンや軽油、暖房用の灯油などの燃料は欠かせません。

災害時にパニックに見舞われないよう、日頃から知識を身に付けましょう！

停電になってもガソリンスタンドが営業できるように自家発電設備を持ち、災害時でも住民向けに燃料供給を続けられる給油所「住民拠点SS（サービスステーション）」の整備が全国で進められています。

災害はいつ起きるかわかりません。日ごろから近くの住民拠点SSの場所を知っておくことが大事です。

・住民拠点SSとは？

「住民拠点SS」とは、自家発電設備を備え、災害などが原因の停電時にも継続し地域の住民の方々に給油できるガソリンスタンドを指します。

「SS」は、サービスステーションの略称で、ガソリンスタンドを意味します。

通常、SSではガソリンをはじめとする軽油・灯油などの燃料油を、地下タンクに保管しています。

広い敷地の地下に円筒形の大きなタンクが埋められており、電力を使いポンプで各燃料油をくみ上げて給油します。

ところが、災害などで停電になるとポンプが停止し電力を利用した給油ができなくなるのです。

その場合、手動のポンプで給油することになり、給油時間が普段よりかかってしまうそうです。

よって、給油待ちの渋滞する原因となり、2011年3月の東日本大震災や16年4月の熊本地震などの際に大渋滞が発生したのです。

はい、実際に2時間も給油待ちをしたことがあります。

そこで、災害などで停電になっても給油ができるように、自家発電設備を持つ住民拠点SSの整備が進められてきたのですね。

18年9月の北海道胆振東部地震発生時には、停電の中でも自家発電設備を持つ住民拠点SSは営業を維持できました。

ところが、そのSSに多くの住民が集中するといった事態を招き、品切れ状態が発生したのです。

品切れ状態は更なるパニックを起こします。

ですが、スタンドも底なしで燃料があるわけではありません。

常日頃、余裕のある給油を心がけましょう。

住民拠点SSはどこにあるの？

住民拠点SSは、2019年3月31日現在で、全国に3,498ステーション配備されており、20年度までに、8,000ステーション整備される予定とのことです。

万が一、災害が起きたときのために、お近くの住民拠点SSを知っておく必要があります。

では、どうやって調べるのかというと、資源エネルギー庁「住民拠点SS一覧」のページで、住所や電話番号が確認できます。

なお、国から住民拠点SSの指定を受けたSSは、災害が起こったときでも可能な限り、地域住民に給油を継続する役割を担うというので、大変心強いですね！

大震災は他人事ではありません。

明日は我が身と頭に置きながら、震災時のスムーズで快適に過ごせる備えをしておきましょう。

まとめ

今回は「災害時に蓄えのあるガソリンスタンド！自家発電設備付き給油所『住民拠点SS』とは？」と題しまして、災害時にも蓄えがある自家発電設備付き給油所「住民拠点SS」について追ってみましたが、いかがでしたでしょうか。

このような給油所自体の存在さえ多くの人が知らないでしょう。

一度、みなさんがお住まいの自家発電設備付き給油所をぜひこの機会にお調べください。

それではここまでにさせていただきます。

最後までご覧頂きありがとうございました。

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